神のみぞ知るカニの味噌汁

ADHDの僕のみぞ知る世界。

ADHDとその支援について。

 ADHDの人はなかなか一人で生きることが難しい場合があります。

スケジュールを管理してくれる人や片付けをしてくれる人、

やるべきことを整理してくれる人など多くの支援が必要になります。

 ぼくも今大学では多くの支援を受けています。

授業で配られた配布物の整理やアドバイス、予定の管理やカウンセリング、

提出物の管理や確認など、本当に多くのことで助けてもらっています。

 

一方で、支援を受けたくないと思う感情もあります。

その動機としてもっとも大きなものは

今後こういった支援を受けられない環境になるかもしれないからです。

大学院や会社で、プリント管理などをしてもらえる可能性は低いですし、

仕事の内容もより複雑になると思うので、支援とのかかわりについて悩みます。

 

ただ、今の僕の学校生活には支援をしてくださる方々の助けが必要ですし、

そういった支援が充実した大学で良かったと心から思います。

 

僕の苦手な作業をやってくださいといえばやってくださるとは思うのですが、

上に書いたような理由からできる限りは手伝ってもらうのに限るようにしています。

 

とは言いつつも、客観的に見ると僕が手伝っているようにしか見えないかもしれませんが笑。

 

時期や状態、問題によって支援の内容は変化し続けますが、

今は授業のプリントがくしゃくしゃになってカバンに入っている状態を、

アドバイスをもらいながらファイルに入れて整理しようとしてみています。

 

きっとこの習慣は定着しないと思うのですが、できる部分や状態によって改善できたらと思っています。

そして、今後はこういった支援をかつて受けていたというカルテのようなものを作り、

自分自身の自己理解や支援の申請などがよりスムーズにできるようなシステムができればなーとぼんやりと考えています。

 

それがあると、支援者が必要以上に支援することもなく、

支援が的確かつ例えば友達などが支援者となってくれやすくもなると思います。

 

小学校や中学校、高校などで何が苦手なのか、何ができるのか、

担任の先生がどんな支援をしてきたのか、その支援によって本人はどう変わったのかなどをちゃんと次の担任にパスしていければ、

そのカルテは一生の宝になり、理想的には支援がとても限られたピンポイントで済むようになればいいですね。

 

個人的には将来秘書が欲しいけれど、秘書の分まで稼げれる能力があるのかは難しいなーと思ってます。