神のみぞ知るカニの味噌汁

ADHDの僕のみぞ知る世界。

ADHDとパニックについて。

パニックという言葉が適切なのかはわからないですが、

その言葉が僕が知っている中でもっとも適当だと思うので

便宜上ここではいちおうパニックということがを使います。

 

 

 

ぼくは定期的に気分がぐるぐるしている感覚があります。

特にこれといってきっかけがあるのかないのかわからないですが、

本当に沈んで、自尊感情がこの下なく低くなりかけることがあります。

そんな時のことをぼくはパニックといっています。

 

パニックという言葉が適当でないと思うかもしれませんが、

そしてちゃんとそれを先に指摘していますが、

なぜそれをパニックというのかについて話します。

 

まず、やるべきことがたくさんあるように感じてしまいます。

そして、まるで宮廷のバイキングにいるようにそれに囲まれている感覚になります。

でも、どれもおいしそうで(重要そうで)手に取ることができません。

そして何もできないまま時間ばかりが過ぎていってしまうのです。

 

まずあの課題をやって…いる途中で別の課題が気になって、

それを調べている間にノートがかけていないことを見つけて、、、

というようにどの課題もやりかけはしますが進みはしなくなります。

頭の中がとめどもなく、まるで宇宙ゴミのように発散してしまうのです。

 

簡単なことから済ませることも、重要なことに集中することもできません。

パニックになってしまっていると本当に何も進まず、何もできなくなってしまいます。

 

そんな自分を嫌い、失望するので自尊感情が低くなってしまいます。

ぼくはもう何もできないんだ、ADHDがなければ。。。と思います。

ADHDのせいで人生が明るくなくなってしまうように感じます。

 

そんな時ぼくは友人や親、先生、恋人などの力を借りてきました。

友人や恋人に夜遅く電話して、相談します。

友人や先生の中でぼくの扱いが上手い人は一緒に手伝ってくれます。

何をどう手伝ってくれるのかというと、

課題を全て聞き出し、その一つを決めてくれます。

そしてそれが終わるまでの間ずっと横にいてくれます。

他のことをやろうとした時に注意してくれたりもします。

 

最近では発散型になった時は紙に殴り書きをしてみます。

頭にあるやるべきことをとにかく頭の中からだすだけです。

そこから整理したり優先順位をつけたりなどはできませんが、

考える内容が減ります。

 

何がどれだけあるのか見ることができない特性なので、

キャパシティを超えた時にどれだけの量があるかわからなくなってしまいます。

 

いい例えが思いつかないですが、

川のときはなんとか乗り越えられても、

流れがなくなった時に湾か湖か太平洋かがわからなくなってしまう感じです。

いい例えではないですが。

 

 

なので、その全体が見えた時場合によってはスッと楽になれます。

ただ、紙に書いたものが全てではなく、

何か重要なことを忘れてしまっている場合もあるので怖いのですが。

というよりも、何か忘れているかもしれないという気持ちから来る

ストレスがパニックの原因なのかもしれません。

そうだ、そんな気がします。

なるほど。

 

もちろん、気持ちがぐるぐるしているので、

ハイな時もありますし、なんでもできる気がする時もあります。

その辺はまたいつか書く、かも。

 

というわけで、また明日?