神のみぞ知るカニの味噌汁

ADHDの僕のみぞ知る世界。

ADHDと片付けについて。

 

ADHDで最も顕著にその特徴が現れるのが、

片付けについてだと個人的に思っています。

 

 

片付けられない女たちという本もありますし、

その本によってADHDの可能性を知った方も多いと思います。

 

ぼくも大変片付けが苦手で、実家の部屋なんかは足の踏み場がないです。

散らかっていると認めたくはないですが、認めざるを得ない状態です笑。

 

まず、広さが6畳ほどの一人部屋です。

勉強机と本棚、ベット、服置き場が主な構成要素です。

 

まず、机の上。すごいことになっています。

勉強するために3日の掃除が必要なほどの散らかり方です。

昔のノートから文房具、書類プリントテキストなどの勉強関係から

おもちゃ、写真、パソコン関係、雑誌、メモなどが山のようになっています。

飲み終わったカップやペットボトル、お皿なども置いてあったりします。

 

そんなこんなで机の上はすごいことになっています。

 

 

次に、ベット。

ベットの足側には靴下が埋もれています。

ベットの枕側にはペットボトルや本、パソコン、CDが埃をかぶっています。

そしてもっと恐ろしいのがベットの下。これはもう、ダンジョンです。

カバンや服、本、上に挙げたすべてのものが埃に埋もれています。

 

まさに、ダニにとってはパラダイス!!

 

 

そして服関係。

服は むかしはタンスを使っていました。

しかし、分類してしまうということが難しいことがわかり、タンスは諦めました。

そして、大きめの3つのカゴに投げ込むことにしました。

ズボン、肌に触れるもの、肌に触れないものです。

(下着と靴下は脱衣所にしまっています。これは家族が入れておいてくれる。)

この分類にしてから多少はその辺りがスッキリするようになりました。

ただ、むかしの思い出の品やむかし読んだ本などの

現役以上ゴミ未満のものがその辺りに置かれていて、やっぱり雑然としています。

 

そして、机や本棚、服、ベット(とその下)から溢れ出たものが床に散乱しています。

 

 

 

と、いう感じで心配された一人暮らしの生活ですが、

ところがどっこい!

これが今のところ大丈夫なんです。

 

その要因はずばり、自己観察です。

 

あ、ぼくはこれが苦手なんだな。

意外とこうすればできるのか!

ということを積み重ねた結果、片付けには苦労しなくなりました。

 

なので、テレビなんかでよくやっている片付け方法!みたいなのは、

ヘドが出るほど嫌いです。

 

言い過ぎました。

 

とりあえず、観ていて不快になってしまいます。

 

また、それに感化された人が片付けができない僕に紹介してくれるんです。

そういう番組を。

ありがたいんですが、僕としては、

それができたらもっと簡単なことも出きてるはずなんだけどなぁと思っています。

 

話が逸れました。

 

ぼくが観察してみた結果、

ぼくはタンスや棚、引き出しはダメです。

その中に意識が回らない、物を溜める、管理範囲外になる。

そういった感覚でしょうか。

そもそも分類が苦手なので、分類して仕舞うというのはとても難しいんです。

なので、そのスペースが死んでしまい、機能しなくなるんです。

 

そもそも、ぼくの生活で棚やタンス、引き出しがなくても大丈夫です。

まず、服に関しては上にも書いたように、カゴを利用して投げ込んでいます。

これはかなり便利で、その辺に置いておくと勝手に"その辺"が広がってしまいますが、

カゴに入れると"そこ"だけになります。

また、分類も大雑把で、いちいち引き出しを開けて入れて閉める必要がない、

バスケ感覚でちょっと楽しい、遠隔でしまえる(投げてしまえる)など。

見えなくすると管理の対象外になるのですが、常に見えているので管理ができます。

 

ただ、条件としては、服の数が少ない、基本的にファッションに興味がない、

畳むことを諦める、などがありますが、ぼくにとってはちょうどいいです。

(テレビの収納番組の服のたたみ方とか、ぼくにとってはただの苦行。集中がもたない)

 

 

そして、机を壁につけるのもダメです。

そうなると机に物を置き過ぎてしまうので。

なので今は社長スタイルと言いますか、

机は前後左右すべてが壁に接していない状態です。

そうすると、机に載せられる物がとても少なくなります。

そして、それ以上になると落ちていきます。

物が溜まらない、快便スタイルとでもいいますか(お下品ですみません)

とにかく、机の上の空間が死なずに済みます。

 

物が落ちる方が、埋もれるよりもよっぽどましです。

 

ものが落とせるので、例えばその瞬間に最大に必要なことがあったとき、

机に無理やりスペースを空けることもできます。

そんな感じで、机の上のスペースを死なさずに使える場所にしています。

 

 

もう一つはベットですね。

僕はベットの下の空間が死ぬことを身を以て知っていたので、

布団にしました。

それだけで問題のほとんどを解決できました。やったね!

 

 

あと、僕は二部屋ある部屋を借りています。(ん?日本語が変?)

そして、そのうちの一部屋をパブリックな部屋として、

もう一部屋をプライベートな部屋として使っています。

 

パブリックな部屋はとても綺麗に片付いていますが、

プライベートな方は散らかっていたり、片付いていたりします。

 

友人が来る前にパブリックにあるほとんどの物をプライベートな方へ投げ込みます。

なので、パブリックな方は基本的に綺麗に保てます。

 

プライベートな方も棚などがない分、管理しやすくて、

この辺は本がある、この辺は服がある、という感じである程度管理できています。

 

まあ、今日のところはこんな感じですね。

では!また明日?