ADHDの不注意型についての考察2
前回はうまく表現しきれずに終わってしまってすみませんでした。
ADHDの不注意型がどういう見え方(?)をしているのか、
前回よりもうまく表現できるような気がしたのでリベンジしてみます!
僕の場合なんで、全ての人に当てはまるのかは知りようがないので
あくまで僕の場合として読んでくださいね。
一言で不注意型を言い表すと、
頭の中に箱がなくてバラバラ。
って感じですかね。
今日後輩ちゃんと話していて、これが自分のなかでスキッとする表現だなと思ったんです。
後輩ちゃんはフツーの女の子で、部屋もきれいにできるし、まあ割となんでも頑張れるタイプの人です。
で、その子の友達もおそらくADHDではないかと思えるようで、
その子に対する個人的な支援や理解について話してみていました。
すると、頭のなかがどう見えているのかときかれ、上のように答えてスキッとしました。
絵を描いてみましょう。
これが後輩ちゃんの頭のなかです。
やるコト箱があって、そこにたくさんやるべきコトを詰め込んで、
その引き出しを開けると今なにをやらないといけないかすぐわかる。
作業台の上にはやるコト箱をボンッと置いておける。
なるほど。
では、僕の頭のなかはどうなっているのでしょうか。
こんな感じでタスクそれぞれがバラバラになって、タグが付いている感じです。
箱に入っていない、野菜売り場のような感じでしょうか笑。
タグで検索はできないので、やるコトを探すには全ての物事を思い出して、
そしてタグをみて、やるコトをやる。
でも、やるコトの全体は見れないので時間配分もできなかったり、
やるコトをしている途中に別のやるコトを思い出してそっちに夢中になる感じです。
ぼくはやるコト箱がないので、作業台には一つのものしか原則置けないです。
やるコトAとやるコトBがある場合を下に書いてみますね。
まず、海のなかからやるコトを探す。
そのなかでまずAが見つかる。
Aをやる。(Aだけを作業台に置く)
途中にBを見つける。(思い出す?)
Aのことは忘れて(作業台から落ちてもとの海のなか)
Bのコトをやる(Bを作業台に置く)
で、それを繰り返す感じです。
他にも、片付けをしていても、
このエリアAを片付ける
そのエリア内にあるものをちゃんとした場所エリアBに置こうとする。
気づけば別の範囲(エリアB)を片付けていて、
最終的にエリアC→エリアA…
みたいにぐるぐるぐるぐるせわしなく片付けて回っても
結局全体で見てどこも片付いていないってなっちゃう。
これもおなじ原理で、
頭に箱がないから、目に付いたタスクばかりに取り掛かっちゃうんじゃないかな、
と思っています。
あと、そういうことなので
やるべきコトを紙に書くとこはタスクが複数個あるときは有用です。
つまり、頭のなかの箱を頭の外においておいて、
全体をいつでも見渡せるようにすることが有効な気がします。
ただ注意しないといけないのは、
タスクを書く作業に必ずと言っていいほど抜けがあるので、
本当にそれだけしかないのか絞り出さないといけないですし、
それがなかなが重労働です。
あと、タスクを書いている途中に作業しないと決めるコトも大切です。
タスクを掻き出そうとしているときに他の作業をしてしまうと
タスクを書き出すという作業が作業台から落ちてしまうので、
その分だけ抜けが出やすくなります。
あと、作業中にタスクを思い出すとそのコトをやらないために、
横に紙を置いてメモするようでしておくことも大切かもしれません。
あと、書いて使ったメモは捨てる。あると気が散ったり、混乱してしまうので。
というか、やっぱりうまく伝えられていないなーと感じています。
もしかするともっとうまく伝えられる記事をまた書くかもしれません。
てな感じで、
自分でもできていないことをアドバイス風に書くという、
なんとも恥ずかしい記事になってしまいました。
では、また明日?